緊急事態宣言発令により、「授業継続措置」が必須に。
- Q .今回導入した商品・オンライン授業をいつ頃からご検討していましたか?
Zoom導入前後の状況を教えてください。(コロナ禍の学校内の様子など) - A .今年の4月下旬頃です。当初2~3月は通常通り授業、その後4月まで飛沫対策をしながら授業をしていましたが、学生がJRやバスでの登校に不安を感じていました。
緊急事態宣言発令により、岡学校長が事態終息に一年はかかると判断。学校では授業を継続する措置が必要となり、既存の環境に限界を感じていた時にWEB会議システム(Zoom)を活用した授業の情報を知りました。中村記念病院と三城さんの間で取引があった為、営業担当の佐藤さんを紹介してもらい、Zoomとはどのようなものか、具体的にどのようなことができるのか相談に乗ってもらいました。コロナ禍の状況でもすぐに佐藤さんは学校へかけつけてくれました。
決め手は同機種タブレットの数の確保。
- Q .他社と比較して三城に決定・ご依頼頂いた決め手は何でしょうか?
またZoom導入当時の問題点(課題)は何でしたか? - A .学生全員に同じ機種のタブレットを選び、数の確保をしてくれたのが決め手でした。素人でも同機種であればトラブル対応があってもスピーディーに対応ができます。
学生にタブレットを配付してZoomに接続する際、既存のネットワーク環境では不足でした。ですが三城さんが学校の既存業者と連携し、解決してくれました。また教員はZoom初心者ということもあり、悩むことも多かったのですが、その度に佐藤さんは一緒に試行錯誤しながら解決してくれました。
Zoomを活用して学生・教員の負担を削減。
- Q .Zoom導入後、どのような変化・反応がありましたか?
今後どのように活用していきたいですか? - A .学生は半分が対面授業、もう半分はZoomによるオンライン授業へ。休校していた時の授業分を取り返すために、今はギュウギュウに時間割に詰め込んでいますが、オンライン授業のおかげで学生たちの負担は減っているように感じています。また個々にタブレットを配付しているので、家族間でPCを譲り合う必要はなく、時間割通りに進められていると思います。
先生方は初めてZoomを使ったので、最初は操作に慣れておらず時間内にいつもの授業を実施することで精一杯でした。学生からはZoomを活用した授業は楽しく、リアルタイムで質問もしやすく非常にわかりやすいという声が上がっていましたが、音声トラブルで聞こえにくい場面もあったようです。
現状、外部の講師が学校に来てくれてオンライン授業を行っていますが、今後は各々の所属先からZoomを繋いで移動の負担を削減していきたいです。実習中の学生とは電話で連絡を取り合っていましたが、今ではZoomを繋いで確認できています。今後は、委員会活動、学校行事、学生募集活動などでもZoomを活用していこうと考えています。
新しい生活様式として取り組んでいきたい。
- Q .今後もZoomを継続活用しますか?それとも元の状態・環境に戻しますか?
また今後三城に求めることは何ですか? - A .すべて元には戻せないと思います。今後は学校に来なくても双方向で学生に説明や理解を確認しながら学習する手段として十分効果があると感じています。新しい生活様式として、オンライン上のメリットと学校内で実際に学ぶメリットの両方を上手く取り組んでいきたいと思っています。
今後時間が経過すると機械の不具合、システムのバージョンアップなどでトラブルが増えてくると思います。困った時に迅速な対応、適切なアドバイスをお願いします。今回、営業の佐藤さんには大変お世話になりました。突然のSOSや無理なお願いなどに優しく対応してくれたことが心強くとても感謝しています。