去る2024年6月17日午前9時半ごろ、当社ビル館内において複数名が喉などに刺激を受け、咳き込むなどの現象が発生しました。
消防・警察による調査・検査を行っていただき、その時点で人体に影響を及ぼすような物質は発見及び探知されず、特に異常はないとの判断をいただきましたが、原因が不明の状態でした。
それ以降、社内でも聞き取りや監視カメラの確認、発生場所や時間の特定などの調査を続けてまいりましたが、6月20日夕刻、原因は当社従業員による「熊よけスプレー」の噴射であることが濃厚であると判明しました。
判明までの経緯等は以下の通りとなります。
・6月20日15:00頃 噴射の事実を把握
・6月20日17:00頃 当該従業員より聞き取り
・6月20日19:00頃 電話にて警察へ報告
・6月21日9:30 中央警察署を訪問し改めて事情を説明
・6月21日11:00頃 警察の方々による現場確認
・6月21日15:00頃 消防へ事情説明のため電話連絡
調査結果の詳細は以下の通りとなります。
・6月17日9:00頃、ゴミ捨て場(屋内の1階)においてゴミとして出されていた「熊よけスプレー」を従業員が見つけ、微量を噴射してしまう。
・想像以上の威力に驚いたものの、換気を行ったため問題ないはないと判断、そのまま取引先へ外出。
・実際には、スプレーの物質が館内に充満、しばらくした後に3階事務所でも異常を感じ、3階事務所に居た総務課の従業員が消防へ連絡。
・当該従業員は、外出先で事態を知ったものの、名乗り出ることができずそのまま時間が経過してしまった。
・熊よけスプレーは、処分済み。
会社の管理不行届き及び当社従業員の軽率な行動と無責任な考えにより、地域住民の方々や取引先等関係者の方々にご不安な思い・ご心配をお掛けし、多大なご迷惑をお掛けしましたことを改めて深くお詫び申し上げます。
また、消防や警察の関係者の方々にも多大なご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
この度の重大な事態を招いてしまった会社の責任を深く反省し、二度とこのような事態を起こさぬよう今後は従業員への指導・教育、ゴミ捨場所やゴミ捨て方法の見直し、監視カメラの増設などビル管理の徹底等により再発防止に努めてまいる所存です。
最後に、あらためまして、各方面に多大なご迷惑をお掛けしたことを心よりお詫び申し上げます。